タカタキタ・・・?
2007年 06月 01日
先日のスティーブスミスのクリニックのことです。
プレイをしている最中、いきなりスティーブが口で
「タカタキタタカタキタタカディミ・・・」
なんてことを言い出しました。普通に聞いたら、なんだこりゃ?ですね。
実はこれ、ドラマーではよくある「カウント」の一つなんです。
カウントというのはリーディングの譜面の練習の時なんかに、譜面を叩きながら
「ワン、トゥー、スリー、フォー、ワン、トゥー、・・・」
と声に出しながら練習するんです。これによってリズム感を養うわけです。
ではスティーブが言っていたこのカウント法。どういうことなんでしょう?
実はこれ、私がアメリカにいた時にもやったんです。変拍子の授業でしたね。
当時教わっていたラルフ・ハンフリーもこのカウントでやっていました。
カウントの仕方が三つあって
・タカ
・タキタ
・タカディミ
に分かれます。文字数を考えると
タカ=2
タキタ=3
タカディミ=4
になりますね。要はその組み合わせなんです。
例えば1小節16分音符で考えると全部で4×4=16個あります。
それを5、3、4、4、で分けます。5は2と3に分けるので
「タカ、タキタ、タキタ、タカディミ、タカディミ」
となります。それをいろんな組み合わせで歌ったりするんですよ。
スティーブはこれをかなり早いテンポで口で歌ってたわけです。
これにはいろいろな応用ができます。みなさんも口に出して遊んでみてください!!
by tribalance_ds | 2007-06-01 14:30